肥満の仕組み
最近のペットライフにおける問題点の一つといえば肥満です。人間にも当てはまることだとは思うのですが、摂取カロリーと消費カロリーのバランスで成り立っています。
消費カロリー 〈 摂取カロリー
これだと当然ですが、肥満は起こります。
肥満をアウトパフォームするために、考えなければいけないこととは何でしょうか？
１，一日に必要なエネルギーを考える
２，食事量と質を考える
３，定期的な栄養チェックを行う
おまけ、犬の健康に合わせて飼い主の健康も考える。
犬を適正な体重に保つために、犬が１日に必要とするカロリーを毎日摂取することが大切。
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犬の一日に必要な エネルギー量
下記項目によって違いますが、一般的な目安を示します。
- 犬の種類
- 年齢
- 体重
- 活動レベル
- 性別
- 健康状態
によって違います。
ですが、目安としましては、体重１キロ当たりの一日のエネルギー必要量は
- 小型犬：50～70kcal
- 中型犬：70～90kcal
- 大型犬：90～120kcal
- 特大型犬：120～200kcal
また、活動レベルによって、エネルギー必要量は以下のように変化します。
- 低い活動レベル
- 日常の運動や、散歩のみ運動れbるが少ない犬
- 中程度の活動レベル
- 毎日の散歩や運動はあるが、あまり激しい運動はしない。
- 高い活動レベル
- 激しい運動や、協議に参加する犬
以下は体重1㎏あたりの活動レベルに基づく一般的なエネルギー必要量の目安です。
- 低い活動レベル：25～30kcal
- 中程度の活動レベル：30～40kcal
- 高い活動レベル：50～70kcal
これらは一般的な目安であり、獣医師に相談することが重要です。
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※ここで大切なのは、必要とするカロリーを摂取するということ。
犬もダイエットをしていると聞くと、摂取カロリーの削減であったり、激しい運動を行うことを目的とすることが思いつきます。
しかしながら、本当に必要な事は摂取するカロリーや、素材、成分と一日に必要なカロリーを把握することなのです。
１，犬の体系、大きさ、活動量などを考慮して、犬が適正な量を達成するための適切な食事量と質を考える。
1、獣医師のアドバイスを聞きましょう。
獣医師は専門の学校、専門の知識を学んだ人のみがなれる職業です。どんどん相談しちゃいましょう。また、自分で勉強することも大事！
２，食事の種類を選びましょう。
犬の食事には
- ドライフード
- ウェットフード
- ローフード（生食）
- 総合栄養食
- 手作りフード
などがあります。
その処方には多種多様なものがかかわってきますが、筆者のおすすめするフードは手作り食と総合栄養食の2択選択です。
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それぞれに、一長一短が含まれますが、総合栄養食と手作り食の併用が一番リスクがないことが理由です。
「リスク」それは何においても犬自身にかかるリスクは取るべきではない。
ポイント：食事内容を決め、量や質を決め、そればかりを食べさせてあげる事は逆に栄養バランスを崩すことにもつながります。
決めつけることはなく、都度獣医師に相談したり、愛犬の様子を観察したうえで、変更決定をしてあげてください。
３，食事の質を決定しましょう。
私がおすすめする食事の質とは、手作り食にあります。手作り食を導入するということは、それなりに勉強が必要です。その勉強を怠ると、取り返しのつかないことも起こるため、必ず自身で勉強をしてください。
※手作り食度導入の流れは新しく記事を書きたいと思います。
２，定期的な栄養チェックも行いましょう。
観察項目
１，体重の測定
- 定期的な体重測定をすることで適切な食事量の決定が可能
- 犬の体重が適切な範囲以内となっているかの確認ができます。
２，食欲の観察
- 食欲を観察することで、食事に問題がないのかを、確認できます。食事を拒否することもあるため、食欲をそそる工夫や、獣医師に相談することも考えておきましょう。
３，毛並みの状態
- 犬の毛並みは栄養状態の良しあしを決める指標の一つであり、毛並みがつややかで、健康的な場合は適切な栄養素をとれているといえます。
４，💩の状態
- 犬の💩を観察することで、消化器系や、水分量、などの観察ができます、また、獣医師の診断の項目として、💩は指標の一つとなるでしょう。愛犬の状態を説明するためにも、知っておきましょう。
５，獣医師の診察
- 診察を受けるということは、栄養状態をプロの目から見てもらうということ、しっかりした検査項目において、愛犬のSOSを見逃さないようにしましょう。
犬の健康 体重指数 BCS（Body Condition Score )
BCSについて調べ使用することが、最も一般的です。
犬の体重、健康状態、体組成などを数値で表し、９段階で評価します。
１，評価したい犬の体重を測定します。
２，評価する犬の背中、骨を押しながら、体軸を観察し、監察結果に基づいてBCSを評価します。
※詳しくは別に記事を書きます。
犬の健康と飼い主の健康
おまけ
犬の肥満を食事で阻止するポイントは
- 必要エネルギー量を知ること
- 犬の状態により量や質を考える事
- 犬の健康状態を知るために定期的な栄養チェックを行うこと
と考察してきましたが、肥満とは最初の一歩に過ぎません。その後待ち受けている、併発性の病気を誘発してしまうものとなりえます。
可能な限り、予防し健康を維持することに努めましょう。
また、犬の健康を考えるうえで、より、考えていかないといけないのは、飼い主であるあなたの状態だといえます。
犬を飼うとことは、飼い主にとっても
- 運動不足の解消（散歩や遊び）
- ストレスの軽減（触れ合いによるリラックス効果）
- 孤独感の軽減
の、効果が期待できます。
まとめ
犬の食事を考え肥満を防止することは犬の健康だけではなく、飼い主の健康にも影響を与える重要な要素です。適切な食事と、運動を提供することで、犬とともに、健康的な生活を送りましょう。
